現在のPHPバージョンの確認

Macで現在のPHPバージョンを確認するには、ターミナルを開き、以下のコマンドを入力します。

php -v

このコマンドは、インストールされているPHPのバージョン情報を表示します。出力は次のようになります。

PHP 7.3.11 (cli) (built: Jun  5 2020 23:50:40) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.11, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies

上記の例では、PHPのバージョンは7.3.11であることがわかります。これにより、次に進む前に現在のPHPのバージョンを確認できます。バージョンアップが必要な場合、次のセクションで説明する手順に従ってください。

PHPのバージョンアップの手順

MacでPHPのバージョンをアップデートするには、Homebrewというパッケージマネージャを使用します。まだインストールしていない場合は、以下のコマンドでインストールできます。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

次に、Homebrewを使ってPHPをインストールします。例えば、PHP 8.0をインストールするには以下のコマンドを実行します。

brew install [email protected]

インストールが完了したら、新しいバージョンのPHPを使うようにシステムに指示します。これは、シェルの設定ファイル(.bash_profile.bashrc.zshrcなど)に以下の行を追加することで行います。

export PATH="/usr/local/opt/[email protected]/bin:$PATH"
export PATH="/usr/local/opt/[email protected]/sbin:$PATH"

最後に、シェルの設定をリロードします。

source ~/.bash_profile

これで、新しいバージョンのPHPが使えるようになります。再度 php -v コマンドを実行して、バージョンがアップデートされたことを確認しましょう。

パスの設定と確認

新しいバージョンのPHPを使うためには、システムのパスを設定する必要があります。これは、先ほど追加したexport行が行っています。これらの行は、システムがコマンドを探す場所(パス)に新しいPHPの位置を追加します。

パスが正しく設定されているか確認するには、以下のコマンドを実行します。

echo $PATH

このコマンドは、システムのパスを表示します。出力に /usr/local/opt/[email protected]/bin/usr/local/opt/[email protected]/sbin が含まれていれば、パスは正しく設定されています。

パスが正しく設定されていない場合、シェルの設定ファイルを再度確認し、必要な行が含まれていることを確認してください。そして、設定をリロードするために source コマンドを再度実行します。

これで、新しいバージョンのPHPを使うためのパス設定とその確認方法について説明しました。

バージョンアップ後の確認

PHPのバージョンアップが正しく行われたかどうかを確認するには、再度ターミナルで php -v コマンドを実行します。

php -v

このコマンドは、現在システムで使用されているPHPのバージョンを表示します。出力は次のようになります。

PHP 8.0.0 (cli) (built: Nov 30 2020 13:51:52) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.0.0-dev, Copyright (c) Zend Technologies

上記の例では、PHPのバージョンが8.0.0であることがわかります。これにより、バージョンアップが正しく行われたことを確認できます。

もしバージョンが変わっていない場合は、パスの設定が正しく行われているか、または新しいバージョンのPHPが正しくインストールされているかを再度確認してみてください。

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